2019年01月16日 住居(賃貸)物件
香港では有数のデベロッパー「長江實業集團」(CK Asset Holding Limited)の管轄下にあるホテル「嘉湖海逸酒店(Harbour Plaza Hotel)」、住宅にリニューアル決定!
天水圍(Tin Shui Wai) にある「嘉湖海逸酒店」は十九年の歴史を持つ五つ星ホテル。総面積は約135,000 m2、計1100部屋という西・北新界(New Territories)における最大型ホテルが、2019を迎えまもなく住宅へリニューアルと決定されました。
資料によると、住宅へのリニューアルは二つの棟に分かれる予定。各ビルは高さを53階、約5000戸の物件提供、また、改築後本来ホテルの総面積135,000 m2から185,571 m2まで拡大し改築後の住宅物件は1フロアは約50戸!香港では一番1フロアの戸数が多いのではないかと現在予測されています。
そして元はホテル項目の一つとして建築されていた置富嘉湖(Fortune Kingswood)ショッピングモール一期及び二期はリニューアル計画に入れてないため、改築後も影響を受けないとのこと。
同デベロッパーからの発言によると、この度の改築企画は市政に合わせるのが目的となっており、近年香港の土地不足の問題がいよいよ目に余るほど厳しくなり、これを解決するため政府から住宅物件を増やすという解決策が練られ、土地の利用方針についても改めて政策を調整している模様。このような前提を持って、今回のリニューアルは少しでも香港の厳しい住宅事情を緩和できるのではないかと推測、そして新しいこのコンセプトでこの住宅が地域のランドマーク的存在になるよう、期待されているようです。